「パートだから社会保険入らないよね?」……ちょっと待った!!
「私はパートだから社会保険は関係ないですよね?」
「アルバイトだから雇用保険も必要ないですよね?」
……はい、そこ!勝手に決めつけないでください!
社会保険も雇用保険も、正社員だけの特典ではありません。
パートさんもアルバイトさんも、一定の条件に該当すれば加入が必要なんです。
正社員じゃない=保険に入らなくていい
残念!その方程式、間違っています。
「あっ!加入させるの忘れてた!」では済まされない!
会社の担当者さん、こんな経験ありませんか?
「えっ、この人、社会保険の加入対象だったの?」
「去年から対象だったのに、手続きしてなかった……」
……これは、笑い事ではありません。
実は、加入手続きを忘れていても、加入義務がなくなるわけではありません。
後から発覚すれば、遡って加入手続きをすることになります。
社会保険は原則として本来の資格取得日まで。雇用保険も原則2年間まで遡って加入できる場合があります。
つまり……
忘れていた期間の保険料も、しっかりついてきます!
忘れた頃にやってくる、なかなかありがたくない請求です(笑)。
えっ!本人も払うんですか?
ここも意外と知られていないところ。
社会保険料は、原則として会社と本人で半分ずつ負担します。
雇用保険料も会社と本人の双方に負担があります。
ということは、加入すれば本人の給与からも保険料が引かれます。
しかも、遡って加入した場合は、過去の本人負担分についても精算が必要になることがあります。
「えっ、今月こんなに引かれてるんですけど!?」
なんてことにならないようにしたいですね。
もちろん、保険料を払うだけではありません。
厚生年金が将来の年金に上乗せされたり、病気やケガで働けなくなったときの給付、失業したときの給付など、いざというときの大切な保障にもつながります。
会社も働く人も、他人事ではありません!
「パートだから」
「本人が希望していないから」
「今まで入れていなかったから」
残念ながら、これだけでは加入義務を免れることはできません。
会社は加入漏れがないかチェック!
働く人も、自分が加入対象ではないかチェック!
社会保険も雇用保険も、正社員だけのものじゃない!
「知らなかった」で済むうちに確認しておきましょう。
後から「知らなかった!」が「こんなに払うの!?」に変わる前に……。
笑って済ませられるのは、今のうちかもしれませんよ☺。
※加入要件や遡及期間、保険料の精算方法は個別の状況によって異なります。

