「働いたら年金が減るんでしょ?」
先日、職場でお姉さま方がお喋りしていました。
「働くと年金、減らされちゃうんだよね~」
それを聞いて、私は心の中でひとこと。
「大丈夫。たぶん、減らないですよ😊」
伝えたい。
あぁ、伝えたい。
というのも、働いていることで年金が減額される「在職老齢年金」。
実は、よほど給与と年金が高いケースでなければ、年金が減額されることはありません。
「働いたら年金が減る!」
と聞くと、なんだか
「働いたら損なのでは……?」
と思ってしまいますよね。
でも、ここはちょっと冷静に数字を見てみましょう。
そもそも、どうやって計算するの?
ざっくり言うと、
① 1か月分の給与
② 1か月分に換算した賞与
③ 1か月分の老齢厚生年金(ここポイント!年金額の全部ではないんです!)
この①+②+③が、基準額(今年度は65万)を超えると、老齢厚生年金の一部が支給停止になります。
※基準額は制度改正によって変わるので、実際の計算ではその時点の金額を確認する必要があります。
では、ちょっと具体的に見てみましょう。
例えばこんなケース
① 給与 35万円
② 賞与 10万円(年間で120万)
③ 老齢厚生年金 20万円(基礎年金もフルで貰ってたら27万くらい)
合計すると……
35万円+10万円+20万円=65万円
このくらいなら、基準額との関係では年金が減額されないケースです。
「えっ、35万円もお給料をもらって、さらに年金20万円?」
と思われるかもしれませんが(笑)
ここで大事なのは、
「働いている=年金が減る」ではない
ということ。
一定のラインを超えた場合に、老齢厚生年金の一部が調整される仕組みなんです。
では、給与が50万円だったら?
① 給与 50万円
② 賞与 10万円
③ 老齢厚生年金 20万円
とすると、
50万円+10万円+20万円=80万円
基準額を令和8年度の65万円として考えると、
80万円-65万円=15万円
その2分の1なので、
7万5,000円
この場合、老齢厚生年金20万円から7万5,000円が支給停止となり、
12万5,000円(基礎年金は全く減りません)
という計算になります。
※実際の制度では基準額や計算方法が改正されることがありますので、ここでは「仕組みをイメージするためのざっくり計算」として見てくださいね。
「働いたら年金が減る!」と怖がらなくても大丈夫
年金の話って、
「働いたら減る」
「収入があると年金がもらえない」
みたいに、どうしてもマイナスのイメージで伝わりがちです。
でも実際には、
「働いているから自動的に年金が減る」わけではありません。
一定以上の給与と老齢厚生年金がある場合に、その一部が調整される制度です。
だから、
「年金が減るのが怖いから、働くのやめようかな……」
と考える前に、一度ご自身の給与と年金額を確認してみてください。
そして何より、
職場のお姉さま方、
毎日楽しそうに働かれているんです。
私は思うのです。
そのまま楽しく働いてください!😊
年金が減るかどうかは、まず計算してから考えましょう。
「働いたら年金が減るらしいよ~」
という噂だけで、せっかくの楽しいお仕事をやめちゃうのは、ちょっともったいないですからね。
年金は「怖いもの」ではなく、
仕組みを知って、上手に付き合うもの。
今日も楽しく働いて、楽しく老後を迎えましょう♪

