子育て支援はあるのに、なぜ子どもは増えない?
職場の先輩にも、親にも言われます。
「最近は子育て支援いっぱいあっていいねぇ~」
確かに!!
我が子たちはちょうど「3~5歳児保育料無償化」にドンピシャでハマった世代。
当時は、
「子ども3人を保育園に通わせてる私より、一人しか通わせてない妹の方が保育料高い」
という謎現象が起きていました。
ちなみに姉も私も子どもは3人。
支援があるから産んだわけではありません。
元から3人欲しかったのです。
なので、保育料無料も、給食費無料も、大学の負担軽減も、
正直、
「ありがたや~」
です。
ちょっと調子に乗った言い方をすると、
「ラッキー!」
です。
だって支援があるから産んだんじゃない。
産んだ後に新しくできた制度の恩恵を受けているだけだから。
パパ育休の取得率上昇もいい。
時短勤務でも手取りが減りにくい制度もいい。
妊婦健診の助成額アップもいい。
本当にいいと思う。
でも、ここで喜んでいるのは子どもがいる人だけ。
しかも、まだ巣立っていない子ども限定。
冷静に考えれば分かるんです。
誰かが休んだら、誰かの仕事が増えることを。
誰かが早く帰ったら、誰かが遅くまで残ることを。
「じゃあ人を雇えばいいじゃん」
その通り。
でも、人います?
今どこも人手不足。
働く人の争奪戦です。
最近の少子化対策を見ていると、
子育て世帯にはどんどんアイテムが配られる。
保育料無料券。
給食費無料券。
大学負担軽減券。
本当にありがたい。
でも職場の人には配られない。
残業無料券だけである。
なんでや。
育休を取る人がいる。
それは良いこと。
時短勤務する人がいる。
それも良いこと。
子どもの発熱で急なお迎え。
もちろん仕方ない。
でも、その横で
「大丈夫大丈夫!こっちは任せて!」
と笑顔で言っている人。
その人の心の充電、もう1%かもしれません。
少子化対策会議の皆さん、
一度だけでいいので現場を見に来ませんか?
育休の人。
時短の人。
子どもの発熱で早退する人。
そして、その仕事を全部受け止めている人。
全員がヘトヘトです。
子育て支援は必要。
これは間違いない。
でも、本当に子どもを増やしたいなら、
子育て世帯への支援だけじゃなく、
子育て世帯を支えている人への支援もセットじゃないと回らない気がする。
そして・・・私が今いちばん欲しいのは、
若かりし時の体力と、
私のコピーロボット1体である。
できれば料理担当とPTA担当と習い事の送迎担当でお願いしたい。

