育休復帰で本当に大変なのは、仕事じゃないかもしれません
春になると、保育園には新しいお友だちがやってきます。
そして同じくらい増えるのが、育休から復帰するママパパたち。
だから毎年思います。
育休復帰で一番大変なのは……
仕事じゃありません。
朝です。
とにかく朝です。
育休中の朝は、
「そろそろ起きようかな」
「朝ごはん何にしようかな」
そんな穏やかな時間。
でも復帰後の朝は違います。
6時起床。
朝ごはん。
着替え。
自分の準備。
水筒。
そして出発3分前。
「折り紙したい」
……なぜ今。
子どもは時計を見ません。
「あと5分で出るよ!」
と言った瞬間に始まる兄弟げんか。
「靴下片方ない」
「今日は長靴がいい」
「プリント出すの忘れてた」
……なぜ今。
親だけが時計と戦っています。
そして職場に着いたと思ったら、
保育園から電話。
「お熱が38.2℃あります」
ですよね。
春の風物詩です。
でも、大丈夫です。
本当にみんな同じです。
熱も出ます。
お迎えもあります。
洗濯物も増えます。
親も疲れます。
保育士をしていると、
「また呼び出しになって申し訳なくて……」
という声をよく聞きます。
でも、育休復帰した人に一番必要なのは、
「大丈夫ですよ」
という言葉なのかもしれません。
私自身、社労士&保育士として働きながら3人の子どもを育ててきました。
今は全員小学生。
振り返れば、毎日が綱渡りでした。
朝は戦場。
夕方は時間との勝負。
夜は寝顔を見ながら、
「今日もなんとか終わった……」
と思う日々。
でも、気づけば乗り越えていました。
ただ、ここで忘れてはいけないことがあります。
「大丈夫ですよ」と言ってくれる側の人も、支えられる仕組みが必要だということ。
職場でフォローする人。
家族を支える人。
周囲で寄り添う人。
その優しさだけに頼るのではなく、支える人にも余裕が生まれる仕組みが必要です。
「子育て応援手当」のような考え方も、その一つなのかもしれません。
子育ては家庭だけの問題ではなく、社会全体で支えるもの。
今日も朝というラスボスと戦った皆さん。
そして、支えてくれている皆さん。
本当にお疲れさまです。

