処遇改善の謎
やっと申請が終わりました。
資料を読み、様式を確認し、
「これで完璧だろう」と思えるところまで書類を整え、提出。
そして心の中でガッツポーズ。
「よし、これで遡って9月から処遇改善加算ゲットだ!」
……と思ったら。
「加算は来年度からです。」
え?
研修を受け終わった翌月から加算だったはずでは?
確認してみると、県も市も
「実はよく分かっていなかったようで……」
「間違ったことを言ってしまい、申し訳ありません」
とのこと。
ほぅ。
「申し訳ありません」で済むんですね。
正直、ものすごくイライラしました。
でも、怒ったところで加算がもらえるわけでもない。
仕方ない。
もらえないものは、もらえないのです。
では、誰が悪いのか?
県?市?それとも私?
何度も資料を読み返しました。
でも・・・。
書いてないんです。
本当に。
つまり、行政側が分からなかったのもある意味仕方ないんですよね。
なぜならこの制度「簡単にする為に」って理由でとにかくコロコロ変わる。
去年の正解が今年は違う。
国は言っています。
「保育士の賃上げ!」と。
確かに制度は作られています。処遇改善加算もその一つ。
でも現場の実感としては、
「言うほど変わってない」
という声も多いのが正直なところ。
制度はあるんです。
でも、
そこにたどり着くまでが大変。
申請書類は多い&制度は複雑&ルールは変更される。
そして何より、
普通に保育しながら申請するのは無理があります。
朝から子どもたちと向き合い、帰ってから書類を書き、行事を準備し、
その合間に
「はい、制度の申請もお願いします。」
……いや、無理ですよね。
制度自体は、悪くないんです。
むしろ、
現場の賃金を上げるための仕組みはちゃんとある。
ただ、
「使える制度」にするまでが大変すぎる。
神様、もう少しだけお願いしたい。
申請を簡単にする&毎度変更しない。
それだけで、現場はずいぶん助かると思います。
制度を作る人と、制度を使う人。
この距離が、もう少し近くなるといいなと思う。
加算もらえなきゃ、生きていかれない。

