変形労働時間制

変形労働時間制という制度をご存じですか?

「一日の労働時間を8時間」「一週間の労働時間を40時間」と、きっちり守るのではなく、

忙しい日には長く働き、暇な日には短くするといった形で、労働時間の配分を変えられる制度です。

メリットとして、

☆ 忙しい時期に人手不足を防げる

☆ 仕事が少ない時期の残業代を抑えられる

☆ 労働時間を柔軟に設定できる

逆にデメリットとして、

★ 基本的に、就業規則や労使協定で決めないと使えない

★ 決めた時間を超えて働かせると割増賃金(残業代)が必要

★ 労働者に事前にシフト・勤務時間を明示する義務がある

私自身も1か月の変形労働時間制で働いています。子どもの預かり人数によって配置が変わるので、月末に集計してからのシフト作成。

他の職員との休み希望の兼ね合いもあって、忙しい週もあるけど、学校の行事等で仕事外の用が多い週は、勤務時間が少なめです。これは育児中の身としては、本当に有難いシステム。

変形労働時間制の種類は4つ

  • 1か月単位の変形労働時間制(1か月の中で時間を調整)
  • 1年単位の変形労働時間制(年間での調整。季節の波がある業界向け)
  • フレックスタイム制(労働者が時間帯を選べる)
  • 1週間単位の非定型的変形労働時間制(小売業、飲食業などに限定)

月末は絶対に忙しくなる職業の方は、予め月末に多めの勤務時間に設定し、月の半ばまで休みを多めに取ったりして、気持ちゆるく働く。

事業主さんは残業代を減らせるし、労働者さんはプライベート満喫。

「働き方改革」は、「プライベートの充実&家庭で過ごす時間」の為だと思います!

前にも書いたけど、離職率、減らせると思うんです!

休むことが「悪」にならない世の中になります様に♪

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